本多孝好『MISSING』(角川文庫)
2013/10/02
エキサイティングじゃない推理小説。ハラハラドキドキでなく、穏やかに謎を紐解いていく推理モノを読みたい人へどうぞ。
短編集です。『眠りの海』『祈灯』『蝉の証』『瑠璃』『彼の棲む場所』の5つの短編が入っています。
僕は『祈灯』が好きですね。妹が交通事故死したことをきっかけに自分が妹だと思い込んでしまった「幽霊ちゃん」という女の子をめぐる物語です。
話は変わりますが、みなさんブックカバーってどれくらい使うんでしょう。
「ブックカバーつけてるとかっこいいな」とは思うんですけど、本棚に並べたときには背表紙が見えなくなるし。もしかして本棚に並べるときには外すのかな?
それにちょこちょこ持ち歩く本を変えるうちにブックカバーどこに行ったかわからなくなってしまって……
ブックオフで3枚セットで買ったブックカバーが一週間で全部行方不明になったときは絶望しましたね。
あと、本を綺麗に読める人、すごいと思います。
どうしても出かけるときに鞄に雑につっこむので角が折れたりページが折れたりしてしまいます。だから本棚に戻ってくる頃には表紙とかボロボロですよ。他人に貸せるような状態じゃとてもじゃないけどありません。
でも、綺麗な本がずらっと本棚に並んでるのを見ると「あ、おっとなー」って感じですよね。なんかかっこいい。
って本自体の紹介より長くなっちゃいましたね。それではこのへんで。さよならー。